犬の歯磨きをしたことがないけど大丈夫!嫌がらない始め方のコツ
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犬の歯磨きをしたことがないけど大丈夫!嫌がらない始め方のコツ

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今まで愛犬の歯磨きをしたことがなくても、過度に心配する必要はありません。
口臭や歯の汚れが気になり始めた今が、デンタルケアを始める絶好の機会です。
この記事では、成犬や老犬でも無理なく始められるワンちゃんの歯磨きの具体的なステップや、嫌がる場合の対処法、歯ブラシの代わりになるケアグッズについて解説します。

正しい知識を身につけ、愛犬の健康を守るための一歩を踏み出しましょう。

成犬や老犬でも大丈夫!犬の歯磨きは何歳から始めても遅くない

ワンちゃんの歯磨きは何歳から始めても決して遅くはありません。
成犬や老犬になってからでも、日々のケアを始めることで口内環境の悪化を防ぎ、健康寿命を延ばすことにつながります。
実際に、3歳以上のワンちゃんの約8割が歯周病、またはその予備軍であるという報告もあり、年齢に関わらずデンタルケアは非常に重要です。

これまで習慣がなかったとしても、焦らずに愛犬のペースに合わせて少しずつ慣らしていくことで、歯磨きを受け入れてくれるようになります。

放置は危険!歯磨きをしない犬に起こりうる4つの口内トラブル

ワンちゃんの歯磨きを怠ると、単に口が臭くなるだけでは済みません。
食べカスなどが原因で増殖した細菌は歯垢となり、やがて硬い歯石へと変化します。
この歯石が温床となって歯周病を引き起こし、最悪の場合、細菌が全身に回って深刻な病気につながる可能性も否定できません。

ここでは、歯磨きをしないことで起こりうる代表的な4つの口内トラブルについて解説します。

口の臭いがきつくなる

愛犬の口臭が気になったら、それは口内トラブルのサインかもしれません。
口臭の主な原因は、歯に付着した歯垢の中で細菌が繁殖し、揮発性硫黄化合物というガスを発生させることです。

犬の歯磨きをせずに放置すると細菌はさらに増え、歯周病が進行すると歯茎から膿が出たり組織が壊死したりして、生ゴミのような強い腐敗臭を放つようになります。
毎日のケアで歯垢を取り除くことが、不快な臭いを防ぐ第一歩です。

ネバネバした歯垢が固い歯石に変わる

歯垢は、歯の表面に付着する細菌の塊で、白くネバネバしています。
この歯垢を犬の歯磨きで取り除かないでいると、唾液中のカルシウムなどと結びついて石灰化し、硬い歯石に変化します。
犬の口内はアルカリ性のため歯石化のスピードが速く、歯垢はわずか3〜5日で歯石に変わるといわれています。

一度歯石になってしまうと、歯ブラシでこすっても除去することはできず、動物病院での専門的な処置が必要です。

歯周病を発症しやすくなる

歯周病は、歯垢の中の細菌によって歯肉が炎症を起こす病気です。
3歳以上のワンちゃんの約8割が歯周病にかかっているとされ、ワンちゃんにとって非常に身近な病気の一つです。
初期段階では歯肉が赤く腫れる歯肉炎ですが、進行すると歯と歯肉の隙間(歯周ポケット)が深くなり、歯を支える骨(歯槽骨)が溶かされてしまいます。

これにより、最終的には歯がグラグラになったり抜け落ちたりすることもあります。
定期的なワンちゃんの歯磨きが発症予防の鍵となります。

歯周病菌が原因で全身の病気を引き起こす可能性

歯周病は口の中だけの問題に留まりません。
歯周病が進行して歯茎の炎症がひどくなると、歯周病菌が血管内に侵入し、血流に乗って心臓、肝臓、腎臓といった全身の臓器に運ばれることがあります。
そこで細菌が新たな炎症を引き起こし、心臓病や腎臓病などの深刻な全身疾患の原因となる可能性が指摘されています。

愛犬の全身の健康を守るためにも、毎日の犬の歯磨きで原因菌を取り除くことが重要です。

歯磨き初心者のための3ステップ!愛犬が嫌がらない歯磨きの進め方

これまで犬の歯磨きをしたことがない場合、いきなり歯ブラシを口に入れると多くの犬は抵抗します。
大切なのは、無理強いせずに段階を踏んで慣れさせることです。
「口周りを触られること」「歯に触れられること」「歯ブラシを口に入れること」というように、小さな目標を一つずつクリアしていくことで、愛犬の警戒心を解き、歯磨きは怖くないことだと学習させていきましょう。

焦らず、遊びやコミュニケーションの一環として取り組むのが成功の秘訣です。

ステップ1:まずは口周りを優しく触る練習から始める

最初のステップは、口に触られることに慣れさせることです。
ワンちゃんがリラックスしている時に、優しく声をかけながら口元や唇、マズル周辺を撫でてみましょう。
この時、怖がらせないように穏やかな手つきで行うのがポイントです。

少しでも触らせてくれたら、すぐに大好きなおやつを与えて大げさに褒めてあげます。
「口周りを触られると良いことがある」とワンちゃんが覚えるまで、数日間この練習を繰り返します。
ワンちゃんの歯磨きへの第一歩は、この信頼関係づくりから始まります。

ステップ2:指や歯磨きシートで歯に触れることに慣れさせる

口周りを問題なく触らせてくれるようになったら、次のステップに進みます。
まずは指で歯や歯茎に優しく触れてみましょう。
飼い主の指の感触に慣れたら、指にガーゼや市販の歯磨きシートを巻きつけて、歯の表面をそっとこすってみます。

最初は抵抗の少ない前歯から始め、徐々に奥歯へと進めていくのがコツです。
この段階でも、できたら必ず褒めてご褒美をあげることを忘れずに行い、ワンちゃんの歯磨きに対するポジティブな印象を育てていきましょう。

ステップ3:歯ブラシに美味しい歯磨きジェルをつけて磨いてみる

指でのケアに慣れたら、いよいよ歯ブラシの出番です。
ワンちゃん用の歯ブラシに、愛犬が好きな味の歯磨きジェルやペーストを少量つけ、まずは匂いを嗅がせたり舐めさせたりして興味を持たせます。
歯ブラシを「美味しいものがもらえる道具」と認識させることが目的です。

慣れてきたら、前歯の側面に歯ブラシを数秒間そっと当てることから始めましょう。
無理に磨こうとせず、少しずつ当てる時間を延ばしていくことで、スムーズなワンちゃんの歯磨きの習慣化を目指します。

どうしても嫌がる時に試したい!歯磨きを成功させる3つのコツ

ステップを踏んで慎重に進めても、なかなか歯磨きを受け入れてくれない犬もいます。
そんな時は、やり方を少し工夫することで状況が改善されるかもしれません。
大切なのは、ワンちゃんにとって歯磨きの時間が「嫌なこと」ではなく「楽しいこと」だと思わせることです。

ここでは、愛犬のデンタルケアを成功に導くための3つのコツを紹介します。
無理強いはせず、愛犬の気持ちに寄り添いながら試してみてください。

歯磨きペーストは愛犬が喜ぶフレーバーを選ぶ

ワンちゃんの歯磨きへの抵抗感を減らす有効な方法の一つが、愛犬が好む味の歯磨きペーストを使用することです。
ペットショップなどでは、チキン、ビーフ、シーフード、ミルクといった様々なフレーバーの犬用歯磨きペーストが販売されています。
愛犬の好みに合わせて選ぶことで、「歯磨き=美味しいご褒美がもらえる時間」と認識させやすくなります。

いくつか試してみて、最も食いつきの良いフレーバーを見つけてあげましょう。

短時間で切り上げて終わったらたくさん褒めてあげる

特に最初のうちは、全ての歯を完璧に磨こうと意気込む必要はありません。
無理に長時間拘束すると、ワンちゃんの歯磨きに対する嫌な記憶が強まってしまいます。
まずは前歯を数秒磨くだけでも十分です。

目標を達成できたらすぐに歯磨きを終了し、「よくできたね!」と大げさなくらい褒めて、おやつなどのご褒美をあげましょう。
短時間で終えることを繰り返すうちに、ワンちゃんは「少し我慢すれば良いことがある」と学習し、徐々に受け入れてくれるようになります。

無理強いはNG!リラックスしている時に行う

ワンちゃんが興奮している時や遊びに夢中な時に歯磨きをしようとしても、うまくいかないことがほとんどです。
また、嫌がって暴れる犬を押さえつけて無理やり行うのは絶対にやめましょう。
歯磨きがトラウマになり、口周りを触られること自体を嫌がるようになってしまいます。

ワンちゃんの歯磨きは、食後や散歩の後など、飼い主もワンちゃんも心に余裕があるリラックスした時間帯に行うのがおすすめです。
穏やかな雰囲気の中で行うことが、習慣化への近道です。

歯ブラシが苦手な犬向け!歯磨きの代わりになるデンタルケアグッズ

様々な工夫をしても歯ブラシを嫌がるワンちゃんには、デンタルケアグッズの活用も一つの方法です。
歯垢を物理的に除去する効果は歯ブラシが最も高いですが、何もしないよりは格段に良い選択といえます。
歯磨きジェルやシート、おもちゃ、ガムなど、様々な種類があるため、愛犬の性格や好みに合わせて取り入れやすいものから試してみましょう。

これらのグッズを使い、まずは口内ケアに慣れさせることを目標にするのも有効な手段です。

塗るだけで口内ケアができる歯磨きジェル

歯磨きジェルの中には、歯ブラシで歯全体に塗布することで、口内環境を整える効果が期待できる製品があります。これらのジェルには、歯垢の付着を抑制したり、口臭を軽減したりする成分が含まれていることが多く、手軽にケアを始められるのがメリットです。ただし、物理的に歯の汚れをこすり落とすわけではないため、歯垢除去の効果は限定的であり、あくまで補助的なケアと考えるのがよいでしょう。

指に巻いて手軽に汚れを拭き取る歯磨きシート

歯磨きシートは、飼い主の指に巻きつけて歯の表面を拭うことで、付着した歯垢や食べカスを手軽に取り除くことができるアイテムです。
歯ブラシのようにブラシの感触を嫌がる犬でも、飼い主の指の感触に近いため受け入れやすい傾向があります。
ワンちゃんの歯磨きの入門編として非常に有効ですが、歯と歯の間や歯周ポケットといった細かい部分の汚れまでは落としきれないという側面も持ち合わせています。

遊びながら歯垢を除去できるデンタルトイ

デンタルトイは、犬が噛んで遊んでいるうちに、おもちゃ表面の凹凸や特殊な繊維が歯の表面をこすり、歯垢を除去する効果が期待できるグッズです。
ワンちゃんにとっては遊びの延長でケアができるため、ストレスなく続けやすいのが大きな利点です。

ただし、ワンちゃんの噛み方によって磨ける歯に偏りが出やすく、奥歯など汚れが溜まりやすい部分のケアが不十分になる可能性もあります。
ワンちゃんの歯磨きの補助的な役割として活用するのがおすすめです。

噛むことで歯の汚れを落とす効果が期待できる歯磨きガム

歯磨きガムは、噛むというワンちゃんの習性を利用してデンタルケアができる便利なアイテムです。
特殊な形状や硬さによって、噛むことで歯の表面に付着した歯垢を絡め取り、除去する効果が期待できます。
多くの製品は嗜好性が高く、おやつ感覚で与えられるのが魅力です。

ただし、歯と歯の隙間や歯周ポケットの汚れは落としにくいため、歯ブラシによるワンちゃんの歯磨きの補助として利用するのが理想的です。
与えすぎによるカロリーオーバーや、丸呑みには注意が必要です。

犬の歯磨きに関するよくある質問

ここでは、ワンちゃんの歯磨きに関して飼い主から寄せられることの多い質問とその回答をまとめました。
日々のケアを続ける中での疑問や不安の解消に役立ててください。

Q. 犬の歯磨きは毎日しないとダメですか?理想の頻度は?

ワンちゃんの歯磨きの理想的な頻度は毎日です。
ワンちゃんの歯垢は3〜5日という速さで歯石に変わってしまうため、毎日のケアで歯垢が固まる前に取り除くことが重要です。

難しい場合でも、少なくとも3日に1回は歯磨きを行うことを目指しましょう。

Q. 歯磨きガムを与えるだけで歯周病は予防できますか?

歯磨きガムだけで歯周病を完全に予防することは困難です。
ガムは歯の表面の歯垢を落とす補助的な役割を果たしますが、歯周病の原因となりやすい歯周ポケット内の汚れまでは除去しきれません。
最も効果的な予防法は、歯ブラシを使った犬の歯磨きです。

Q. すでに歯石がびっしり付いている場合はどうすればいいですか?

一度硬く付着してしまった歯石は、自宅での犬の歯磨きで取り除くことはできません。
動物病院で獣医師に相談してください。
多くの場合、安全に処置を行うため全身麻酔をかけた上で、専門の器具を使った歯石除去(スケーリング)が必要になります。
今回ご紹介している商品
まとめ

まとめ

ワンちゃんの歯磨きは、何歳から始めても決して遅すぎることはありません。
3歳以上の多くのワンちゃんが口内に問題を抱えているという事実からも、日々のケアの重要性がわかります。
たとえ今まで習慣がなかったとしても、焦らずに「口を触る」「歯に触れる」「歯ブラシを使う」というステップを、愛犬のペースに合わせてゆっくり進めることが成功の鍵です。

歯ブラシが難しい場合は、デンタルグッズを上手に活用しながら、まずは口内ケアに慣れさせることから始めましょう。
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